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| 気温差のはげしい春先や秋口は、さっと羽織れる薄手のショールがあると便利です。なかでもおすすめしたいのは、シルクのショール。シルクは吸湿、発散性にすぐれるだけでなく、人体のタンパク質に組成が近いため、肌にもやさしい素材。今回紹介するのは、珍しい野蚕(野生の蚕)のシルクをつかった、ベーシックなデザインのショールです。 |
そんな米沢織の伝統を受け継ぎ、シルクを使ったショールやストールを作っているのが、「クレッシェンドヨネザワ」です。同ブランドは、1997年にテキスタイルメーカーが集うテキスタイルネットワーク展へ出展。素朴ながら繊細な風合いを備えたシルクのショールは、欧米のバイヤーにも、次第にその名が知られるようになります。いまでは、ヨーロッパのメゾンブランドからも製作の依頼が舞い込むほど。さらには、ニューヨークの近代美術館(MoMA)のミュージアムショップでも同ブランドのショールが毎年、売られています。 |
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もうひとつは素材感にあると、「クレッシェンドヨネザワ」の大橋淳子さんはいいます。 「シルクには、野蚕(やさん)と家蚕(かさん)があります。現在、市場に流通しているシルク製品の多くは、人の手で育てられた家蚕(かさん)を使っています。一方、私たちのショールには、自然の中でそだった野蚕のシルクを使っています。家蚕のシルクと比べると、マット感があり、素朴な風合いで、使うほど肌になじみ、ガーゼのように柔らかくなるんですよ」 この希少な野蚕シルクを美しい格子柄に織り上げるのは、米沢市で絹織物を60年以上手がけている高橋明義さん(80歳)。機械織りですが、昭和初期に作られた旧式の織機でゆっくりと時間をかけて織るため、1日3〜5枚作るのがやっとだとそう。手に取っていただければ、大量生産品にはない、温かみのある質感を感じてもらえるはずです。 |
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カラーはフォーマルシーンでも使えるブラックと、コーディネートしやすいベージュの2色があります。サイズは100cm×200cmと大判で、半分に折ってルーズに巻いてみたり、くるくるっとまるめてみたりと、アレンジは自由自在にできます。 おすすめのコーディネートは、スプリングコートやきれいめのシャツにさりげなく合わせる大人の女性スタイル。シンプルであればあるほど素材のよさが際立ち、カジュアルでもビジネスでも、上品なスパイスとなってくれること間違いなしです。また、和服に合わせても気品のある清楚な雰囲気を演出してくれます。 秋冬はぐるぐると巻いてマフラーのように、春夏はひざかけや冷房対策、首元のUV対策にと季節を問わずオールシーズン使えて、あらゆるシーンで活躍してくれることでしょう。麻と違い、シワがつきにくいので、使わないときは小さくたたんでバッグにしまってもOKです。 天然の野蚕シルクを使った今回のショールは、目下、当店でしか入手できません。しかも、各色25枚だけの限定販売なので、このチャンスをどうぞお見逃しなく。 |
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| ナチュラルな色合いのベージュはルーズに巻いて優しい雰囲気に。 | 白いシャツに軽く羽織れば、大人の女性らしいビジネススタイルに。 |
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| 夏場は、首元の日焼けやクーラーの冷え対策にもなる。 | クールな印象のブラックは、装いを引き締めてくれる。 |